ゆうすけメモ ~なついろ~

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追突事故にあったけど何をしたらいいか分からず色々勉強になったことのメモ ~その後~

      2015/12/28

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追突事故に遭い、その時に何をしたらいいか分からず、自分のしたことを書きました。

治療を終えた後のことや、いまいち分からなかった慰謝料について分かったことを今後のためにもメモします。

保険金の差額

自分が入っている保険からも

結局、相手の保険金と自分の保険金の差額分は支払われませんでした。
じゃぁ自分が入ってる保険意味無いじゃん。と思ったのです。
でも違いました。
自分が入っている任意保険からも慰謝料がおりました。
つまり…

  • 相手の入っている保険 (→結局これは自賠責保険で誰でも金額が一緒)
  • 自分の入っている保険

の両方からおりたことになります。
しかも10:0なので、自分の保険の等級が下がったりはしませんでした。

※自賠責保険は物損は対象ではないため、人身傷害(病院までの交通費、休業補償含む)の限度額が120万円となります。

治療が終了

半年かかって治療が終わりました。
治療が終わって納得がいけば、終わったその旨を相手の保険会社に連絡。(自分の保険会社には相手保険会社から連絡をしてくれるようです)

自分の保険会社の方が、一度慰謝料の金額が確定したら見せてくださいというので、相手保険会社から送られてきた金額を見せたところ、問題無い金額だということで示談書にサイン。

後遺症の認定

後遺症などが残り納得がいかなければ後遺症の認定を受けます。

後遺症の認定は、保険会社から送られてきた決められた書式で医者に書いてもらうことになります。
こちらはまた医者に書いてもらうのにお金がかかります。
診断書と違うのは、後遺症認定の書類は保険が下りず自費での支払いになります。
しかしながら、後遺症認定されればこれも保険会社が払ってくれて返金されます。

ぼくはムチ打ちだったため、認定はされませんでした。
骨折したり傷が残ったりすると認定されやすいようですが、ムチ打ちではダメなことがほとんどのようです。
まだ痛むのに…

ちなみに、後遺症認定の審査をしている間は、これまで治療した分の慰謝料が支払われないため、保険会社にお願いしてそれまでの慰謝料などを先にいただきました。

慰謝料で分からなかった点

今回の事故で自分が一番分からなかった、慰謝料の金額についてのメモです。

さっぱり分からかったためgoogle先生に聞いてみると、『120万円までしか保険が出ないため後は自費となる』などという記載もたくさん見つかります。
これは、上記に自賠責保険の限度額は120万円と書きましたが、物損は対象ではありません。
人身傷害(病院までの交通費、休業補償含む)が120万円までとなります。
人身で120万円を超えた分と、車の修理代などは相手の任意保険から支払われる仕組みのようです。(あくまでもぼくの解釈)
ということは、相手が任意保険に入っていないと、相手は自腹でその先の金額を支払っていくことになります。
そのため、支払う能力が無く支払ってくれないということでトラブルになるケースも少なくないようです。

最初に自分の保険屋さんから言われた、『相手が任意保険に入っていてよかった』というのはこういうことであったのかと理解しました。

慰謝料の金額

1日の通院につき、慰謝料や交通費が支払われます。
治療日数の限度は180日です。

慰謝料の計算方法

自賠責保険の慰謝料の金額は
『総治療日数×4200円』 もしくは『(通院日数×2)×4200円』
少ない方の金額が下りる、と決まっているようです。

極端な例を挙げると、180日目で医者から完治と言われるとします。

180日×4200円=75万6000円
となります。

しかし、通院日数が2日だと、

(2日×2)×4200円=1万6800円
となります。

少ない方なので、当然1万6800円の支払いとなる。
つまり、180日かかるような重度な怪我であれば、90日通院しないと180日分の慰謝料はもらえません。

後遺症の認定

治療の限度の180日を超えてもまだ症状が出ていれば、後遺症の認定を受けることもできます。
前述しましたが、むち打ちではなかなか認定してもらえないのが現状のようです。
認定されないと診断書なども自腹での支払いになるためなかなか厳しいものがあります。

ぼくの場合は、むち打ちの痛みは多少残りましたが、大した後遺症も残らず180日治療を終えました。

上記の慰謝料に、会社を休んだ休業補償、病院までの交通費などが加算されて支払われます。

不慮の事故に遭われた方に少しでも参考になればと思います。

関連リンク

まとめも作成してみました。
追突事故をされたらすることの流れのメモ

 

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